配当金を受け取る法人が直接又は間接に配当支払法人を完全支配していない場合でも、グループ全体で100%保有している法人からの配当金は、完全子法人株式等に係る配当等に該当しますか?

 

その場合でも、完全子法人株式等に係る配当等に該当します。

配当金の計算期間を通じて完全支配関係のある完全子法人株式等に係る配当金については、その全額が益金不算入として取り扱われます。法人が株式等の全部を直接又は間接に保有していないものの同一100%グループに属する他の法人から配当金の額を受けた場合、その配当金の額の全額が益金不算入となるのかという問題があります。
このことについて、法人税法基本通達3-1-9によると、法人が株式等の全部を直接又は間接に保有していない他の法人から配当金の額を受けた場合で、その配当金の額の計算期間開始日から末日まで継続して、当該法人と当該他の法人が同一の100%グループに属しているときには、当該他の法人株式等の保有割合にかかわらず、その配当金の額の全額が益金不算入となります。つまり、配当金を受け取る法人と支払う法人との間に直接又は間接的に完全支配する関係がなくても、グループ全体を通じて完全支配している法人については、その法人からの配当金は、完全子法人株式等に係る配当等として取り扱われます。そして、その配当金の額の全額が益金不算入として処理されることになります。

Copyright© 2014 連結納税するしない~グループ法人税制~ All Rights Reserved.